【保存版】 ファクトリーチームが使うレバーガード

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こんにちは、オートバイのカッコ良さを追求するモトロックマンです。

ファクトリーチームの使うパーツってスポンサー絡みが大きいです。

とはいえ、良いものでなければ ライダーもチームも使いません。

よって、ファクトリー採用品は間違いないです。

今回は”買えるファクトリーパーツ” というテーマで、レバーガードをご紹介します。

rizoma:ROGUARD SYSTEM RACING EDITION


rizoma リゾマ プロガードシステム Sport edition
定価:¥23,980 (税込)
装着チーム:
DUCATI Lenovo Team, Desmosedici (MotoGP)
Redbull KTM Factory, RC16 (MotoGP)
Tech3 KTM Factory, RC16 (MotoGP)
Aluba.IT Racing, Panigale V4R (SBK)
Kawasaki Racing Team, ZX-10RR (SBK)

レバーガードと言えばリゾマ
MotoGPで一番最初に採用されたのが、リゾマのレバーガードでした。
レースでの使用率もハンパないです。

樹脂製でしなるののが特徴です。

rizoma:ROGUARD SYSTEM STREET EDITION

定価:¥16,500 (税込)
装着チーム:Monster Energy Yamaha, YZR-M1 (MotoGP)

レバーガードってレースのためのものなのに”STREET EDITION” という名前は・・・(-_-;)

Valter Moto: レバーガード EVO


Valter Moto (バルターモト)レバーガード EVO
定価:¥19,800 (税込)
装着チーム:Kawasaki Racing Team, ZX-10RR (SBK)

正しくは バルターモトコンポーネンツ。
SBK6連覇のジョナサン・レイが使っていることで有名です。カワサキSS系ユーザーなら気になるパーツの1つですね。

アルミ製でカラーバリエーションが豊富なのが特徴。

ちなみにカワサキレーシングも以前はrizomaでした。
5~6年前からバルターモトに変更されました。


左にもレバーガードが装着されています。
これはクラッチ用ではありません。リヤのブレーキ用です。

ちなみに左ブレーキと言えば、以前はプッシュ式のサムブレーキで押してました。それがプル式の小型スクーターブレーキを使うようになり、今ではラジアルも用意されています。

ハンドル下にはリヤブレーキのリモートダイヤルまで設置されています。

CNC Racing:Brake Gurad Race


CNC Racing CNCレーシング 【プラマックレーシングリミテッドエディション】
ブレーキガードレース カラー:レッド

定価:¥17,270~ (税込)
装着チーム:Pramac Racing, Desmosedici (MotoGP)

通常のプロテクションフロントブレーキーキレバーとファクトリー仕様のプラマックレーシングリミテッドエディションがあります。

ガード部の材質は樹脂製

RCB:LEVER GUARD GP2/GP3


RCB カーボンレバーガード GP3(左右セット) KN企画
定価:¥4,840 /¥22,990 (税込)
装着チーム:
Aprilia Racing、RS-GP (MotoGP)
ペトロナスヤマハ・SRT, YZR-M1 (MotoGP)

アルミ製のGP2は右のみで 4,840円 と安価。
カーボン製のGP3も左右セットで 22,990円 はリーズナブルですね。

ヨシムラ:ブレーキレバーガード


ヨシムラ ブレーキレバーガード/スレートグレー (φ16) YOSHIMURA 697-002-5600

定価:¥13,200 (税込)
装着チーム:
ヨシムラスズキMOTUL, GSX-R1000 (JSB)
SERT, GSX-R1000 (EWC)

ヨシムラさんはレース用と市販品を分けていますね。ちなみに写真はレース用で樹脂のワンピース。

市販品はアルミと樹脂の2ピース構造。
長さが2段階に調整可能。
固定パーツがバランサーウェイトを兼ねているのが特徴。

ZETA:フライトレバーガード


ZETA(ジータ) レバーガード レーシング φ16 ZS72-1162

定価:¥10,670 (税込)
装着チーム:
Team GREEN, ZX-10RR (JSB)
US YOSHIMURA, GSX-R1000R (AMA)
YART, YZF-R1 (EWC)

樹脂のワンピース仕様で、左のバーエンドも用意されています。
バーエンドと固定用部品がバランサーウェイトになっています。

ACERBIS:Xロード レバープロテクター

Xロード レバープロテクター 左右セット ACERBIS
BONSAI MOTOで購入できます>>
定価:¥9,350 (税別)
装着チーム:PATA YAMAHA, YZF-R1 (SBK)

先端がアジャストでき、バーエンドにはバランサーウェイトが内蔵されています。
材質は樹脂製

GBRacing:レバーガード


GBRacing:レバーガード
ヒロチー商事で購入できます>>
定価:11,000 (税込)
装着チーム:BMW Motorrad WorldSBK Team, M1000RR (SBK)

エンジンカバーで有名なGBRacing製。
エンジンカバーと同じく耐衝撃性に優れたエンジニアプラスチックを使用。

その他(買えない)

買えるファクトリーパーツ” というテーマでしたが、肝心の国内3メーカーは市販品ではありません。残念です。

ホンダ (Repsol Honda)

ヤマハ (Monster Energy Yamaha)

スズキ (Team SUZUKI ECSTAR)


ホンダは樹脂、ヤマハとスズキはカーボン。
共通の材質ではありません。
ということは、レバーガードの良し悪しに材質はあまり関係ないようですね。

逆に共通してるのは、ワンピース構造ってことです。

ボクも過去にレバーガードを設計しています。
レース用なので、マスターシリンダーはブレンボラジアルです。
マスターがわかればレバーの稼働範囲もわかるため、ワンピースの設計が可能になります。

そのせいか、
「ワンピースの製品は、レース用に設計したものを市販化」
「ツーピースの製品は、汎用性の高い製品をレースで使用」
というイメージがあります。

レバーガードを選ぶときの注意点

■ハンドルの構造と内径
まず、ハンドル内に固定用のネジ穴があるのか、中空なのか。
ネジ穴がある場合、ネジサイズを確認。
中空の場合は内径の確認が必要です。

■バランサーウェイトの有無
ほとんどのバイクが振動対策として鉄のバーエンドがついてます。それを外してレバーガードをつけるわけです。

振動のないバイクなら問題ありません。
むしろ軽いレバーガードとバーエンドにしたいところです。

でも、振動のあるバイクの場合は対策が必要。
バランサーウェイトを持つレバーガードなら手っ取り早いですね。


現在、レバーガードのレギュレ-ションは右への装着は必須、左は推奨となっています。今後、プル式の左リヤブレーキが定番化されたときは左も必須になるのではないでしょうか。

今回はこれで以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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