【最硬のボルトできました】 見た目も最高!

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【表面は最硬!見た目は最高!】

こんにちは、オートバイのカッコ良さを追求するモトロックマンです。

今回は【最硬のボルト】のご紹介。

「最高」じゃなくて「最硬」ですよ(笑)

最硬のボルトとは?

ズバリ! DLC処理したボルトのことです。

DLCはダイヤモンド・ライク・カーボンの略です。

名前からして硬そうですよね。
実際、金属の表面処理のなかで一番硬い!

硬いメリット

硬くなると何がイイかって、ねじ山がカジリにくくなります。

モトロックマンでは、絶対にかじらない潤滑コーティングのドライボルトがあります👇
でも、クセがあって、おまけに高い💸

そういったことからDLCのほうが一般的と言えるかも。

また、耐摩耗性が向上するので、ピボットピンなどの摺動部には効果的。

なので、いづれマスターシリンダーのピボットピンも作りたいと思っています。

ビジュアルは?

気になる見た目はこんな感じ👇

上が一般的なDLC。
下がモトロックマンのDLC

光の加減もあって、実物とチョット違います・・・💦 いずれ撮り直します。

でも、ごらんの通り真っ黒ではありません。

DLCって黒のイメージがあるのですが、グレーやブロンズに近い色にすることもできるようです。

今回、処理屋さんに出来るかぎり硬度を要求した結果、この色になりました。

どうですか?
ボクは見た瞬間、一目惚れでした。

これ、スズキファクトリーのボルトにソックリなんです。
処理屋さんからは 「ちょっと硬度を落とせば真っ黒にできるよ」 って言われましたが、とんでもない。

これがイイんです!

もともと、スズキファクトリーのようなボルトを作りたくてはじめたので大成功です。

でも、真っ黒ではないので黒い部品に合わせて統一したいって方には不向きかも。

スズキファクトリーのボルトはDLCではありません。
二硫化モリブデンのコーティングです。
なので、内容としてはドライボルトのほうが近いと言えます。
あくまで、色味が似てるということです。

オマケ

ついでに言うとこの処理、六角溝の中までしっかり色がついてます。

そんなのあたり前と思われるかもしれませんが、これが意外と大変なようで。

他社でも溝やネジ部に処理がないのを目にします。

ウチでも、DLCやPVDの最初の試作はこんな感じでした。

ネジ部を硬くしたいのにネジ山に処理がのってないって・・・。



はい、そんなわけでドライボルトに続き、またカッコいいボルトがまた増えました。

興味のある方は是非お試しください。

とりあえずマスターシリンダーのクランプボルトあたりどうでしょうか?

では、今回はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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