買えるファクトリーパーツ 第12弾:クラッチ
こんにちは、オートバイのカッコ良さを追求するモトロックマンです。
今回ご紹介するファクトリーパーツは・・・クラッチ!
今のレースでは、スタート時しかクラッチは使用しません。とはいえ、良いものでなければライダーもチームも使いません。
なかには購入できるものもあります。
はい! では順に見ていきましょ~~う😁
スーパーバイク系のクラッチ
スーパーバイクのクラッチ形式は純正と同じです。純正がワイヤー式ならレースでもワイヤー式になります。
Team HRC、CBR1000RR
ワイヤー式です。ホルダー、レバーともオリジナルの切削品です。
ダイヤルが大きく、ヒトデ型(星形) なのも特徴的です。後に出てくるRC213Vと同じダイヤルと思われます。
ヤマハファクトリー、YZF-R1
パッと見はR1の純正のようですが、実はレース用部品。
純正品はすりわりタイプのボルト1本固定。脱着の際にいちいちグリップを外す必要があります。でも、これは分割式なので脱着が容易です。
おそらくTZなどの市販レーサーに使われてるものと思われます。よって購入も可能です。
ただし、レース用のためスイッチがありません。使用は現実的ではないですね。
Kawasaki Racing(海外)、ZX-10RR
上がクラッチレバーで、ZX10Rの純正品。下がリヤブレーキになります。
左ブレーキは、サムブレーキが定番でしたが、横押しのスクーターブレーキが採用され今ではラジアルまで出てきました。
ブレーキなのでレバーガードも装備されています。
よく見るとリモートワイヤーもついてます。スゴイですね。
Kawasaki Racing(国内)、ZX-10RR
国内のKawasaki Racingでは、純正のホルダーにZETAのレバー。市販品なので購入可能です。
⇓フライトレバー クラッチ
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Yoshimura SERT、GSXR1000
ヨシムラさんはZETAのフライトパーチ。ホンダと同じく大きいダイヤルが特徴的です。
こちらも市販品なので購入可能です。
⇓フライトパーチ クラッチホルダー
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MotoGPのクラッチ
MotoGPでは基本的に油圧式です。多くのチームがbremboです。
ちなみにbrembo社はレーススポンサーをしていません。そのためbremboのロゴがついたレースマシンはありません。どのチームも購入して使っています。
GSX-RR
スズキのGSX-RRはbrembo製のφ16X19。
レバー可倒部のボルトはスズキ製。
レバー先端の抜きは走行風対策。アルマイトがかかってないことから、スズキによる後加工と思われます。
マスターシリンダー本体はレース専用の非売品です。並行業者から購入できなくもないですが、その際はアフタフォローしてくれるかを確認しましょう。
YZR-M1
ヤマハのYZR-M1もbremboを採用。
最近のモデルには刻印がないためサイズはわかりません。おそらく以前と同じφ16×19でしょう。
下図はロッシが乗っていたM1になります。φ16×19の刻印が見えます。
可倒レバーはオリジナルの切削品。可倒部のボルトもヤマハ製のチタンボルトです。
RC213V
MotoGPで唯一ワイヤー式のクラッチを採用してるのが、ホンダのRC213Vも以前は油圧クラッチでした。ちなみにbremboのΦ16×19。
現在はワイヤー式になっております。Moto GPでは唯一のワイヤ式です。ダイヤルは、1番はじめに紹介したCBRと共通と思われます。
ピボットピンも面白いですね。通常は下側にくるナットが上面にいます。
特に面白いのが先端のbremboレバー。先端レバーを他社に変えるチームが多い中、これはその逆。
レバー先端だけに既存のbremboを使ってます。
Kawasaki Racingやヨシムラさんではbremboの可倒レバーにZETAを使っています。
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はい、今回はこれで以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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