【パーカーとフーディーって何が違うの?】
こんにちは、オートバイのカッコ良さを追求するモトロックマンです。
今回はいつもと趣向を変え、アパレルです。
ご存知かと思いますが、ウチはカナダのアパレルブランド「ライドリッチ」の代理店をやってます。
ライドリッチのサイトには、ちょいちょい聞きなれないアパレル用語が出てきます。
そのなかには「聞いたことはあるけど、実はよくわかってない」ってものもあるのでは?
もしくは完全に勘違いしてるものもあるかもしれません。
例えば、パーカーとフーディー。
これ、本来は一緒のものじゃないんですよ。
パーカーとフーディーの違い
フーディーの正式名称は、Hooded Sweatshirt (フーデッドスウェットシャツ)。
つまりフード付きのスウェットシャツなんです。
対してパーカーは、イヌイット (カナダのエスキーモ) が着た Parka (パーカ) という頭まで覆うことができる防寒着からきています。
つまりパーカーは、フード付きアウター(防寒着) なわけです。
ライドリッチでもフーディーと言えばフード付きのスウェットになります。
フード付きアウターの場合、パーカーと言わないかわりに「フードジャケット」と呼んでいます。
フーディーの種類
フーディーはファスナー(ジッパー) の配置によって以下の4種類に分けられる (※1)
② ジップアップフーディー
③ ダブルジップフーディー
④ ハーフジップフーディー
(※1) ファスナー、ジッパー、チャックは商標であり、全て同じもの。
① プルオーバーフーディー
ファスナー(ジッパー)がなく、頭から被って切るフーディー。
ライドリッチではフード付きのスウェットシャツがこの仕様👇
② ジップアップフーディー
前側のファスナーにより、前開きにすることができるフーディー、もしくはパーカー。
ライドリッチではリージェンシージャケットがこれにあたる👇
③ ダブルジップフーディー
ファスナーが上下から開け閉めできるフーディー、パーカー。
通常のファスナーと違い下開きが可能。
ライドリッチではリージェンシーV2メッシュジャケットこれにあたる👇
④ ハーフジップフーディー
ファスナーが途中までのフーディー、パーカー。
ライドリッチではアノラックジャケットがこれにあたる👇
トレーナーとスウェットの違い
まずトレーナーですが、これはトレーニングからきた和製英語です。
従って海外にトレーナーという服はありません。
トレーナーはスポーツトレーナーの意味になります。
次にスウェットですが、これは生地のことを言います。スウェットという服はないのです。
スウェットで出来た服で、スウェットシャツ。もしくはスウェットトップスと言うのが正解。
シャツ、トップスと最後まで言わないと意味が違ってくるわけです。
ライドリッチでもスウェットではなく、スウェットシャツ(sweatshirt)という表記になっています。
スリーブの種類
次は袖(スリーブ) のつきかた。
これは以下の2種類あります。
② ラグランスリーブ
① セットインスリーブ
袖の切り替えが、肩から脇へ垂直のタイプ。
世の中の衣類のほとんどが服がこの形状。
余計なシワがつきにくく、シルエットを綺麗に保つことができます
ライドリッチでも一部の製品がこの製法になってます👇
② ラグランスリーブ
袖の切り替えが、首元から脇へ斜めになったタイプ。
腕が上がりやすく、動かしやすいため、スポーツウェアによく見られる形状です。
ライドリッチでは大半がこの仕様👇
ハードシェルとソフトシェル
防水透湿性素材を使用しているアウター全般をシェルジャケットと言います。
外部からの影響を防ぐだけでなく、内部の熱気を排出するベンチレーション (通気孔) を持つのも特徴。
ハードシェルは硬く、防水・防風・防寒の機能を重視。
ソフトシェルは柔らかく、透湿性と動きやすさを重視。
ライドリッチのリージェンシージャケットは、運動性を最優先に考え、ソフトシェルタイプを採用しています。
なお、リージェンシーファッションとは貴族や富裕層が身に着けるエレガントな装いを言います。
リッチという意味でかけてるのかも!?
アノラックジャケット
アノラックは、悪天候でのアウトドア活動、もしくは寒冷地での日常生活用としての防寒ジャケットになります。
顔や首元を覆うことができるようフード付きなっています。
カーゴジョガー
ジョガーはジョガーパンツの略。
腰と足首周りがゴムやリブ編みで絞られた、ゆったりとしたカジュアルなパンツです。
また、”Jogger” とはジョギングをする人のことで、本来はジョギング用パンツなんです。
カーゴはカーゴポケットの略。通常のポケットよりも大きく、後付けされたポケットのこと👇
5パネルと6パネルキャップ
最後はキャップ(帽子)
ベースボールキャップは数枚の生地の縫い合わせで出来ています。
これをパネルと呼び、6枚の構成による6パネルが一般的。
また、ベースボールキャップによく似たものでトラッカーハットがあります。
これはメッシュパネルを使ったもので、全面は1枚にした5枚構成の5パネルとなっています。
ライドリッチのキャップは6パネル👇
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とりあえずこんなとこですね。
また、ネタがあれば更新します。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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